HRerとして目指したい姿を実現するために、覚悟を持って臨んだ1年半【社員インタビュー】

インタビュー

こんにちは!中途採用担当の深井です。
フリークアウトに興味をもたれた方により私たちを知っていただくために、社員インタビューを実施しています。

今回はPeople Development Div.より、人事領域の責任者を務める前平さんです。
元々事業サイドで活躍されていた前平さんですが、約3年前に人事へキャリアチェンジを果たしました。
その思いや現在の組織についてお話を伺いました。

前平 佳樹 (Yoshiki Maehira)
株式会社フリークアウト People Development Div. Division Manager
新卒で株式会社インテリジェンスに入社し、求人媒体の「an」や「DODA」の営業を経験。
2011年にグリー株式会社へ入社し、Reward(GREE Reward)・ADNW(AdLantis)の広告営業を経験したのち、営業組織のマネジメントを経て、事業責任者を務める。
その後、グリー株式会社の子会社であるGREE Advertising(インターネット広告代理事業)
の代表取締役社長に就任し、国内クライアントの海外進出・海外クライアントの日本進出を支援する。
2016年9月に、動画スタートアップの株式会社Viibarにて営業責任者を務めたのち、2017年より執行役員となり、そのタイミングで人事領域を担当する。
2019年3月より株式会社フリークアウトに入社し、People Development Div Division Managerとして人事領域の責任者を務める。

組織拡大の過程を見てきたからこそ実感した『人事』の大切さ

Q: 事業サイドから人事へとキャリアチェンジをされたきっかけは何だったんですか?

人事にキャリアチェンジをしたのは、今から3年ほど前、前職に在籍していた時になります。目指したというより、自身の転職の目的を達成するための手段として人事になった、というのが正しいです。

それまで比較的規模の大きな会社でしか働いたことがなかったので、小さな会社はどのようにして大きくなるのか、その過程においてどんな大変なことがあるのだろうか。それを共に乗り越えたパートナー達との行き着く関係ってどんなものだろうかと、当時勤めていた会社の経営陣の方々が楽しそうに写っている1枚の写真をみて思いました。

そして、その過程を自らも経験してみたいと思い、スタートアップに転職しました。

そこで組織が伸び悩む時期があったのですが、このままだと転職の目的が達成されないと思い、バックオフィスから会社の成長に貢献しようと人事への異動を決めました。

人がいないとやりたいこともやれるはずのことも出来ない、当たり前のことではありますが、人事の大切さを強く感じた出来事でした。

変化スピードの早い環境で経営・事業の成長に貢献できる面白さ

Q: フリークアウトへの入社の決め手を教えてください。

当時ありがたく数社からお話を頂戴していたのですが、入社したら一番大変そうなところに決めようと思い、フリークアウトへ入社しました(笑)。

入社当時、ミドル規模の会社、かつ上場して5年以上経っているにも関わらず人事が2名しかおらず、人事組織としての歴史も浅く、やれることが多分にあると思ったんです。

HR的アプローチで経営・事業の成長に多分に貢献できる環境があるのではないか、人事としてこれまで経験してきたことの答え合わせと、新たなチャレンジの両方ができそうな環境に魅力を感じました。

また、「人」の観点も大きかったですね。
知り合いが何名かフリークアウトに居たのですが、力になりたいと思える魅力的な方ばかりだったので、いつしか同じ会社で働いてみたいとずっと思っていました。

Q: 前平さんがフリークアウトに入社をされて1年半。人事組織に変化はありますか?

まだまだ道半ばではありますが、「個」から「チーム」へと少しずつ変わってきたように思います。また、様々なタイプのメンバーが加わる事によって、「適材適所」を意識した役割分担も行えるようになってきました。

2名という少数精鋭で、数百名規模の会社の人事をやっていたのはとてもすごい事ではありますが、当時はそれぞれの領域をそれぞれがなんとか持ち堪えてやっていたという印象でした。そのため、取り組んできたことを組織として資産化していくことや、新たな取り組みへのチャレンジも難しい状況でした。

それからこの1年でメンバーも増え、今は私含めて5名の人事チームとなりました。
属人化していたことを標準化していくことだけでなく、個の力で新たな領域に切り込んでいくなど、新しい仲間が加わったからこそできる事が、徐々にではありますが増えてきたように思っています。

Q: これから人事組織として成し遂げていきたいことはありますか?

人事(人や組織)の側面から会社や事業の成長に貢献する。
これはHRerである以上、絶対に目指したいと思っています。

少しドライだと感じる方もいるかもしれませんが、事業がそうであるように、人事に関しても「経営の目的を達成するための手段」であると、私自身は考えています。

あくまでヒト【ゴト】の話ですので、もちろん人に寄り添わなくて良いなんてことは決して思っていません。

経営の目的達成の過程において、働く従業員の方々の幸福度も上げる。理想像にはまだまだ遠く及ばない状況ですが、両方を満たせるような組織にしていきたいです。

また、人事チームのメンバーのほとんどは、社歴2年未満と非常に若い組織です。そのためあらゆる人事領域の業務において、先人達が作り上げてきた資産の活用がメインとなっていますが、ものすごく早いスピードで周りの環境が変わりゆく中、次のフェーズに進むべきタイミングだと認識しています。

今後は既存の活動も磨きつつ、時に個の力も活かして新たなチャレンジを増やしていきたいです。

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Q: 組織拡大のためには必須の採用業務。その中で人事が大切にすべきことは何だと思いますか?

採用は入社後に活躍頂いて初めて、良い採用だったねと言えると思います。

そのため人事は決定を出すことをゴールにするのではなく、決定はあくまで指標として置き、入社後に活躍頂くために採用にどう携わるかが重要だと思います。

フリークアウトの人事は、新入社員の方と入社1ヶ月・3ヶ月・半年のタイミングで面談を実施し、意図的に関わるようにしています。

面談ではどのような事がポジティブに働き、どのような事がネガティブに働いたのか、「今の気分を天気に例えると?」といった質問を通して現状を把握し、それを配属先にフィードバックする事で、入社後の早期立ち上がりと長期的に活躍できる環境作りをサポートしています。

新入社員の早期活躍は本当に難しい事ですが、今後は面談を通して集めた情報を分析し、傾向を把握して先手を打てるようにしていきたいと考えています。

入社はゴールではなく、あくまでも入り口。
その先を考えながら、採用業務に携わっていくことが人事として大事なのではないでしょうか。

Q: どんな人がフリークアウトの人事として活躍できると思いますか?

4つあると考えています。

1つ目は、どんな目標でも良いので何かしらの目標を持ち、その実現がフリークアウトの環境・仕事とリンクする方。
会社に在籍することが目的化するのではなく、手段としてフリークアウトにいることがベストであるという方。それぞれの目標達成のためにお互いを高めあえる存在でいたいなと思います。

2つ目は、素直な方。
素直な分だけ成長できる機会がたくさん舞い込んでくると思います。提供できる機会はたくさんあるので、その機会を積極的に掴みにいってほしいです。

3つ目は、変化を楽しみスピード感を持って、アグレッシブに働ける方。
我々は10年でプレイヤーが変わる変化の激しい業界の中でビジネスをしています。不確実性が高く、当たり前のように起こる変化を楽しみ、自らの力に変え、会社が存分にチャレンジするための下支えとなるには、スピード感を持ってアグレッシブにチャレンジしていくことが重要だと思います。

4つ目は、愚直に継続的に物事に取り組むことができる方。
人事の仕事はどちらかというと泥臭い仕事の方が多いと思います。また、すぐに成果が出ないことも多いです。そんな中でなぜいまこれをやっているのかという目的意識を強く持ち、自分自身に負けることなくコツコツやり続けながら改善していくことが大事だと考えています。それがいずれ文化となり、組織・チームならびに個人としての成果に繋がり、自信にも変わっていくのではないかと思います。

この4つがフリークアウトの人事として活躍できる方の特徴だと思います。

前平さん、お話いただきありがとうございました!


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※掲載内容は執筆当時のものです。

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